やめずになんとかする

以前から気になるキーワードがあると、そのキーワードに関するブログをGoogle Readerでチェックしています。
"MacBook Air"と"Apple TV"という2つのキーワード。一時はどちらもディスコンになるという噂が出るほどの扱いで、その頃はGoogle Readerの未読記事もほとんどない状態でした。ところが、ここに来て驚くような復活?ぶりで、毎日溢れるような未読を読んでいくのが大変です。
それぞれ最近までは、ブログ検索の結果もパッとしないものでした。Airは、iPadが世に出てから位置づけが微妙になってきてるし、スペックもイマイチ、アップデートが長い間行われずに、このままなくなってしまう?とか、Apple TVは他のApple製品に比べて盛り上がらず、特に日本ではほとんど売れてないし、Jobsも趣味だと言ってるし、失敗なんじゃ?とか、そもそも海外在住の方のブログだったり。そういう感じでした。


最近盛り上がっているのは、どちらも「僕がキーワード登録した」モノとは違います。「ディスコン」ではなくて「アップデート」されたわけです。もちろん、継承されたのは名前だけじゃなくて基本的な所は変わらず。それなのに、みんなが「ディスコン」されることにそれなりに納得していたはずの製品に、これだけのスポットが当たる。


一度、自分たちが世に出したものについて「売れないから」「はやらないから」「古くなったから」「他に集中したいから」もうそろそろ止めて(ディスコン)しまうわけではなく、もう一度見直して、よりよいものにしていく。今回だとAirの11inch版だったり、Apple TVの小サイズ化、それぞれの低価格化。あと日本では映画配信サービス。
この「イマイチだとしても、新しい方へ逃げるんじゃなく、いろいろ考えて改善(アップデート)していく」という当たり前のようでいてなかなか難しいことが、僕もできるようになりたいものです。まあ、今回の2製品に関してはAppleの事情もあるのでしょうけど。
よく「Appleは技術的に新しくないものを組み合わせて、新しいものを提案するのが上手」というような評を見かけます。技術の使いどころがわかっているということも根っこは同じなのかもしれませんね。深くしっかり考えるという点で。