「ポスト」なんてつまらない

iPadを発売日に手に入れた僕ですが、その前からiPadにも弱点はあると思っていて、興味を持っていたのがKindleとNoteSlateでした。iPadでも手書きメモも電子書籍を楽しむこともできるけど、これらはiPadよりもすばらしい体験をもたらしてくれるように思えたので。

NoteSlateはおそらく世に出ることはなさそうで残念ですが、僕がそこに見ていた手軽さはBoogiBoardが引き継いでくれそうです。次期バージョンでは保存もできるようになるみたいで、引き続き期待してます。

アマゾンが9月28日に発表会開催。タブレット? 新Kindle? - Engadget 日本版

で、Kindle。何か新しい展開があるのでしょうか?

今回の発表はKindleのバージョンアップというより新タブレットという点で注目されているようですが、もし今回Amazonが発表するのが何であっても、僕が期待するのはただひとつ「軽さ」です。彼らのKindleがもつiPadに対するアドバンテージはそこだと思うので。カラーになろうが、アプリが動こうが、もし「軽さ」を失ってしまっては、iPadと同じ土俵に上がる=「ポストiPad」ってことになり、勝ち負けは別にしてつまらないなぁ、と。
その辺り、何だかんだ言ってGoogleなんかに比べたら堅実に商売やってきてるAmazonのさじ加減には期待できそうな気もします。機能とサイズのバランスを考えて、どこに進むのでしょうか?

ところで、個人的には、ポストPCっていう言葉には、どうもイマイチ感を感じています。「ポスト」っていうとPCを置き換えるイメージが強くて、なんだか可能性が狭い感じがして。BoogieBoard、Kindlechumby、この辺りをポストPCって呼べますか?って話。これからの世の中はこっちの方も結構楽しそうなので、誰かいい言葉を思いついてくれない?

そういえば「postPC」は、Jobsが(も?)使った言葉ではあるけど、彼には「computer for rest of us」の方が似合ってたよなぁ。