なければならないものではないオモチャ

iPad2についてのWSJのコラム。これがちょっとどうなのよ?という内容でした。

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記事の前半でタブレット人気が衰えそうにないと言いながら、

 だが、携帯電話や本格的なパソコンと異なり、タブレット端末は依然「おもちゃ家電」の域を出ない。「あればいいなとは思うが、なければならないものではない」。米調査会社ABIリサーチの上級アナリスト、ジェフ・オア氏はこう話す。

というコメントを紹介して、最後には

しかも、ノート型パソコンは価格もずっと安い、とオア氏は言う。そこそこの低位機種であれば350ドル程度だ。これは最も安いアイパッドよりも30%安い。

と、タブレットを買うなら、「Flashが使え」「ストリーミングできない時用にDVDドライブが付いている」ノートパソコンがいいということになっています。
確かに「なければならない」と思ってタブレットを買う人は、それほど多くないのかもしれません。実際僕もそうです。
昔、Appleがなくなりそうなほど低迷していた頃、Macを使ってると言ったら「仕事にはつかえないMacなんてオモチャ」だと言われたものです。「とにかくパソコン覚えないと!」って世の中が盛り上がっていた頃でした。


なければならないものではないオモチャ」だから何だって言うんでしょう?ノートパソコンでできないことや感じられないことが、タブレットにあると思うからみんなが興味をもっているわけですよね。
もちろん、実際に手に入れた人や製品によって、やっぱり「いらない」という結論も、「これは人生変えちゃう」という結論もあり得るでしょう。
でも、それはノートパソコンにだってスマートフォンにだって起きること。


しかし、こんな記事にJobsとApple穸の写真使って欲しくないよ。そもそも記事と関係ないじゃん。