旧型と新型

昨日のブログで書いた通り、まだまだウチのMacBook Airに満足している僕ですが、いつも楽しみにしている「The Art of Marr's Blog」を見せていただいて、新型と旧型について少し僕も考えてみました。

旧型から新型へ、macbook-airについての考察。〜The Art of Marr's Blog


まずはMarrさん同様にデザインから。先日のイベントでは実機が見れませんでしたが、その後に見かける写真からだと11inchはホソナガに見えて「その点は悪くないな」と思ったのですが、それ以外では「よくなった」と思えるところはありませんでした。

デザインについて、発表当時から思っていたことがあります。それは「旧型がスリムで柔らかな女性的デザインだとすれば、新型は均整で引き締まった男性的デザイン」だということ。実際に触れてみて、やはりそうだ!と思いました。

(さすがMarrさん。うまいこと言われます。今こうして文章を書いているアルミの板のはずのAirが柔らかく感じられてきますよ^^;)
僕の感想は「陰が少なくなっちゃったかな?」というものです。こうして夜に母さんとMacを使うウチのリビングは、少し色が付いた間接照明のような明かりになっています。その下ではAirのあちこちに陰ができて、この暖かい色と陰のバランスがもう絶妙なんです。もちろんキーボードからはかすかに光がもれています。
普通のブログならここで写真が出てくるところですが、僕にその絶妙さを伝えられる技術がないのが本当にくやしい限りです。


続いてスペック。いろんな要素のどこを優先するかのバランスの上にスペックは決定されるわけですが、今回のモデルチェンジ、僕にとっては好ましくない方のバランスという結論になってしまいます。

13inchは置いとくとして、ホソナガに少し心が揺れた11inchについて、旧型と解像度がそれほど変わらずに軽くて小さいというのは、もちろん興味をそそられます。ただ僕はMacを持って外出する機会がほとんどないので、あまりインパクトはないのです。

MacBook Air (Late 2010) ベンチマーク | Macintosh | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

(自分のマシンが比較対象になることはあまりないのですが、今回はドンピシャです。)
新型では処理性能よりもバッテリー駆動時間を優先ということですね。僕は、ほぼ毎晩1時間ぐらい使ってスリープさせていて、充電は3日に1回ぐらいという感じです。その充電を忘れたとしても電源をつないで少し待てば、復帰してくれます。今回のバッテリー駆動時間の延長もスタンバイ30日も、ある意味オーバースペック(^^;)です。
おそらく、熱処理はよくなったと思われるので、ファンが回る頻度も減るのでしょうが、僕がファンをまわすのはflash再生の時ぐらいで、それも最近は「よけ」れています。

flashよけ - y3nagataです。


ところで、Marrさんのブログにもある「新型と旧型」という表現。ウチのが「旧型」となったことは事実とは言え、なんだかその言葉は使いたくない気持ちがありました。でもそれは単純なスペックアップである通常のモデルチェンジだと勘違いした僕の間違いでした。
「新型」についてのレビューやブログを「旧型の画面を通して」見てきた今となっては「新型とは違うのさ」と敢えてそう呼びたい気分です。"しがないサラリーマン"の負け惜しみなんかじゃないですよ。いやほんまに。
もちろん、新型を手に入れられた方や手に入れようとされている方のドキドキを否定する気は全然ないです。もし「僕の手もとに旧型がなければ」間違いなく飛びついていたに違いないと思える素晴らしいマシンですから。