先生だけが教育者じゃない。

なかなか、決着はつきそうにないです。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/08/20/053/

「電子教科書」巡りホットな論争 子どもの人格形成ゆがめるか : J-CASTニュース

個人的には、紙と電子書籍では特徴も違うわけで、結局のところ「適材適所がいいよね」ということになるとは思う。でも、子供には手間ひまをかけさせるべきとは思っています。(周りじゃなくて、本人にね)

分かりやすさと分かったつもり - y3nagataです。

ただ、電子教科書の評価について、いわゆる教育の専門家と呼ばれる人たちの意見が重要視されすぎることには違和感ありです。(とくに学校の先生に)
もちろん学校の先生方は教育のプロだから、知識はもちろん、皮膚感覚というのも持っているわけで貴重な意見をお持ちだと思う。でも、先生に聞くのは電子書籍の評価じゃなくて、今の子供達にどういう教育が必要で、そのためにどういうツールがいるのか?ということのはずです。先生に「電子教科書ってどうでしょうね?」という質問をするのは順序が逆だと思う。


それに普通の人なら、今までの自分たちの領域に新しいものが入ってきたときに、メリットデメリットをきちんと評価するのは難しいだろうし(人によるでしょうけど)。ましてや教育現場というのは、どちらかと言えば保守的だと思うから。(僕も保守的であるべきだと思う。物分かりのいい先生より、そうでない方がいい。)
今までの仕組みの外から考える人の意見もないとね。


なんにせよ教育の場は学校だけじゃないから、電子教科書とかのデジタルツールに触れる場所も学校だけじゃない。学校や先生に押し付けたりせずに、社会全体で考えないといけないし、その方がいいアイデアも出るんじゃないかな?もちろん子供の親である僕も考えないといけない。


言葉を覚える前から、iPod touchを操作して写真を見て、iPadを操作してウルトラマンの動画を見ていた息子が、ひらがなカタカナも読めるようになって、いよいよ子供の教育について身近に感じる今日この頃。