こだわりの意味

今月はじめに近所のJoshinで予約していたのですが、図らずも昨日のお昼頃に連絡が来ました。

もう何もない。 - y3nagataです。
でも、なぜだか今日ポスターを見て「もう何もない」と思ったのです。
機能、デザイン、価格、自分にとっては何も不満がないと。手に入れる自信が持てたのです。

予約はしたものの、いつになるやらわかりません。気長に待つことにしましょう。だってもう長い間待って来たわけですから、もう大したことありませんよ。

ちょうど3週間です。32GBモデルだったこともあり今月中は無理だと思っていたのですが、最近のごたごた?でキャンセルが多く入ったのでしょうか?よくわかりませんが、まあアンテナの件は事実は事実として、自分としては整理済みです。

ご納得いただけますか? - y3nagataです。

どちらかと言うとAppleとの付き合いが長い僕としては、アンテナの件でわざわざ他社機種のテスト結果を公表したり、ホワイトモデルがついこないだ「Jobsが」言った今月末から今年度中になったり、最近のゴタゴタを見聞きしながら、なんだか納得している部分があります。

ここのところ、世の中の彼らへの評価がなんだか行きすぎた感じを受けていました。みんなだまされてるなぁ(^^)と。彼らは完璧じゃないし、彼らの作ったものも完璧じゃない。Jobsは神様じゃあないし、誰にとっても完璧な製品なんてない。もちろん、どんな人でも会社でもそうです。
でも、きっと友達にはなれなさそうな、間違いなく上司にはしたくない彼が率いる会社には「こだわり」がある。彼らは「こだわり」をもって作った特徴(ある意味では欠点)ある製品を、「かっこいいだろ、さあ使え!」と言ってきた。そしてユーザーは、その「こだわり」に共感したからお金を出して手に入れる。

そうそう、そうだったよね。 - y3nagataです。
デザインと機能性にこだわった結果、使うのにコツがいるモノになってしまった。でも、そのコツさえ押さえれば、素晴らしいモノになる。まさにAppleらしくて、いいじゃないですか。

映り込みの激しいディスプレイ、挿しにくいMacBook AirのUSBポート、ストラップホールのないiPhone、重いiPad、すごいピカピカに磨いているくせにすぐ傷が付くiPodの裏側。何かのこだわりがあるからこその特徴です。

他にもあります。かっこいいけど、どう考えてもPCより割高なMac。ワンボタンのマウス。初代iMacの丸いマウス。デザインにこだわったせい?で、品質が保てなかったPower Mac G4 Cube。掃除が大変なMighty Mouse


このエントリでは「こだわり」という言葉をいい意味で使ってます。最近では認められつつあるかもしれませんが、ほんとは「ささいなことを必要以上に気にする」「執着する」というようなマイナスイメージの言葉ですよね。実際「彼らのこだわり」にやり過ぎ感を感じることもないではないですが、それも「いい意味でのこだわり」と、僕は受け止めてしまいます。

うーん。付き合いが長いと情が移っていけませんな。