サッカーは終わらない。

残念ですが、日本のベスト８は実現されませんでした。
始まる前は、いい方も悪い方もいろんな想像をしていたのですが、PK戦になるとは思いもしませんでした。前半、後半、延長、PK戦と試合が進むにつれ、不思議と冷静に見れるようになって、最後の方は「日本の選手がワールドカップのこんなところでサッカーをしてる」ということに、驚きと嬉しさを感じていました。

ずっと勝ち続ければ優勝までいくわけですが、今の日本がそこまでいけると思うのはさすがに難しい。となると、どこかで負けることになる。そういう意味では、０−０でPK負け、しかも相手は５人ともミスせず、というのは、一番前向きになれる負けだったのでは？と考えたりしました。

４年後は？なんて気の早い話もあります。オリンピックでもよく聞く言葉ですが、スポーツ選手に取っての４年がどのくらい長いものか、見てるだけの僕たちは忘れがちです。毎日練習して、試合をして、時にはけがをしたり、調子を落としたり、選手によっては体力のピークを過ぎたり、チームメイトとポジションを競ったり。そういう日々を過ごして、やっと４年後なわけです。

もちろん、ワールドカップやオリンピックは特別でしょう。でも僕たちも、毎週、毎日、大事に応援しないといけませんね。だって選手は、４年に一度だけがんばってるわけじゃないから。それにワールドカップでなくてもサッカーは面白いし。

そんなことを、帰国した選手があっちこっちのテレビに出てる、寝不足の夜に思った次第。