重いけど軽い?

iPad雑感、その2です。
感想として、やはり手だけで持って使うのはちょっとしんどいです。持つだけなら何とかならないでもないですが、スライドショーならともかく、いろいろタッチしながらというのは難しいですね。
重いことを欠点として指摘する人もいます。もちろん軽い方がいいでしょう。でも、iPadをこの製品に仕上げるのに、Appleはいろいろ試したんでしょう。機能とのバランスでこの重さになった。
例えば、バッテリーを小さくして10時間を諦める。例えばガラスやアルミをプラスチックにして強度と高級感を諦める。そういう選択はしなかった。彼らの答えはそうだった。それに、もし軽かったら、太ももの上でキーボードを使うと安定しないかも。そういう意味では必要な重さという面もあるのでしょうか。


なんにせよ、彼らが提示したiPadを僕らは受け入れた。となると、いろいろ持ち方を考えないといけません。
リビングで使うときは、テーブルに置いてます。そのままだと滑って動いてしまうので、新聞を敷くといい感じです。この使い方だと上から覗き込むようになって肩が凝るかと思ってましたが、IPS液晶は斜めから見ても十分見えるので大丈夫です。ちょっと角度をつけたいときは、新聞を折ってます。アナログです。
椅子に座って太ももに乗せるとちょっと首が痛いので、足を組んだり、片手とお腹で縦に挟んだりしています。床に三角座りして、太ももに立ててというのもあり。壁にもたれるとより楽です。あと寝る前にベッドで使うことが多いのですが、その時は枕に立て掛けたり、仰向きに寝てお腹に立てたりという感じ。
いろいろ試してはいますが、未だ正解は見つかりません。でも、アプリによって正解が違うような気もしていますので、じっくり試行錯誤を続けます。


確かにiPadは重いわけですが、ふとMacBook Airを持った時に「こんなに重かった?」と思うのは、iPadが軽いからなんですね。人間の感覚というのは不思議なものです。