非スマート市場の中のスマートな製品

最近はApple vs Google とか Apple vs Amazon とか、一時よりも影の薄くなったマイクロソフトですが、なんだかんだいっても、いろいろやっています。
マイクロソフト、Kinがねらう市場とは | ギズモード・ジャパン

マイクロソフトから、新しい携帯電話のKin(コードネームではProject Pinkだったもの)が発表されました。今年末発売予定のWindows Phone 7とは別のプラットフォームだそうです。

このKinというのは、ソーシャルネットワークをメインにした端末だそうです。多分僕たちとは違う目で携帯を見ている日本の若者には、iPhoneよりもハマるんじゃないでしょうか?

マイクロソフトは、意図的に全く違う製品を全く違う種類のユーザーに売ろうとしています。それらはお互いにまったくかぶらないように設計されています。もしかぶるとしたらそれは数年後で、そのときにはそれぞれの製品も共通する点が増えているでしょう。

マイクロソフトは10億台の非スマートフォン市場の中に、スマートさを求めるユーザー層を見出し、彼らに対して(非スマートフォン市場の中では)一番スマートな製品を投入しようとしているのでしょう。

なるほど。


iPadが評判よいのは結構ですが、だからといって「パソコンがみんな置き換わっちゃう」みたいな意見は疑問ですし、「iPhoneやらAndroidが携帯の未来だ!」というのもちょっと違うと思うのです。
決してiPadの販売が遅れたとか、まだiPhoneに乗り換えていないからとか、そういうひがみじゃないですよ。(^^)


ユーザーも違えば、ハマる製品も違う。最大公約数的な商品もいいですが、ピタッとハマったのは強いですからね。だいたい、昔のMacはそういう製品だったような気もします。


そうそう、今日、会社のアドレスに日経からメールが来ました。曰く「企業がiPhone/iPadを避けて通れない3つの理由」という。僕が会社に入った頃は、仕事(=世の中)はWindowsしかなくて、まさかこんな「ビジネス」分野でApple製品が取り上げられるようになるとは夢にも思いませんでした。
このメールを読んだ時、周りを見渡して「みんながiPadiPhone使ってるオフィス」ってのを想像して、なんだかものすごいつまらない気分になったわけです。
いいものだから、みんなに評価されて、ビジネス的にも成功する。それは当たり前なわけですが。

うーむ。うまく言えません。