トヨタの味方をした方がいいんじゃないか?

http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021301000530.html
トヨタ自動車豊田章男社長は13日、新型「プリウス」のリコール(無料の回収・修理)問題を受け、対応に追われている東京都武蔵野市トヨタ系販売店を訪問し、顧客に陳謝した。

うーん。こういう人なんだな。もちろんポーズかもしれないけど、そうじゃない部分もあると思う。
こないだも自分も乗ってみて確認したって言ってたし。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100209/biz1002091656028-n1.htm
「私自身もプリウスを運転して参りました。対策前の車はどういう状況にあるのか、私も社内において評価ドライバーの目線で確認しました。要はスリップが起こるのは路面とタイヤで、タイヤが固定するのでスリップ現象が起きる。以前は(運転技術としてブレーキを断続的に踏んでスリップを防ぐ)ポンピングブレーキがあったと思う。だが、それをあたかもプロのドライバーのようにできるよう手助けするのがABS(アンチロックブレーキシステム)。通常の滑りづらい道路だと踏んだタイミングで止まる。ブレーキをかけてる途中から、ドドドッドと、表現難しいが、ぬけるという感じ。ほんの一瞬うけて、止まる」

よくも悪くも日本的な感覚なのかな。真摯というか。正直というか。

  • 迷惑をかけたらお客さんに謝らないと!
  • メーカーだから技術をちゃんと説明しないと!
  • 正直に言えば伝わるはずだ!

僕もこういう考え方は好きだし、少なくとも今までの日本では認められてきたと思うんだけど、何兆円も売り上げるグローバル企業の社長として、あっちの国ではどうなんだろう。もともとあっちの国で始まった今回の騒ぎでも、なんだかマスコミを絡めて、うまい具合に流れを作られた感があるし、しかも今度は海を渡るらしい。うまくいくといいですが。

今回も「感覚」で説明して怒られているようですが、少なくともプリウスの件は「こういうチューニングになっているので気をつけてね。」と最初からユーザーに言っておけば、それで済んだ話じゃないんだろうか。


そういう中、あっちの国ならまだしも、日本のマスコミが騒いでるのをみると、なんだかなと思う。
ホントに「マスコミの正義」からくるものなら、ちゃんと報道すべきだし、どうせ偏向報道やるのなら日本が得する方向でやればいいのにな。日本のマスコミなんだから。