うらやましいな

http://d.hatena.ne.jp/moto_maka/20090620/1245440630

実生活では、企業向けシステムの開発を生業にしているのですが、そういう開発の場合、機能=お金ということになるので、いろいろややこしいこともあります。


きっと使われない機能に妙なこだわりを持ってくる顧客もいて、ビジネスの話としては開発してお金をもらえば売り上げにはなるのですが、そういうことばかりしていては、結局信頼されなくなってきます。開発者としても、誰かが幸せになる機能であればやる気も出るのですが、「どうして?」と思いながらだとなかなか。
それより以前に、「仕事に対するプライド」が許さない!と言えるなら、かっこいいわけですが。


こちらからは、その機能が無駄と思うものはそのことを伝え、追加することによる性能や操作性への影響を伝え、もちろん顧客もどんどん思いを伝えます。
お互いに、要望と要件の違い、本来の必要性とこだわりの違いについて、考えをぶつけ合うことで、だんだん信頼関係も生まれてきます。
信頼関係ができると、仕事も進めやすくなりますし、なにより気持ちがいいです。

立ち位置的には「顧客:AppBank」「開発:もとまか」という形と言えよう。

なぜなら、一番重要なのは信頼関係だからだ。

いや・・・重要というよりも、私にとってはこれだけで十分だった。

もとまかさんにとってAppbank氏は、今回の開発ではもちろんだけど、それだけでない存在となったんだなぁ、と思った次第です。


僕も、これからそういう「顧客」と巡り会っていきたいです。
ほんと、うらやましい。