SONYの本はいいからSONYの音楽を買わせろよ

Appleソニー電子書籍リーダーアプリをリジェクトしたということで、盛り上がってますね。

App Storeのコンテンツ締め付け強化、アップルが見解を明らかに--海外報道 - CNET Japan

http://wiredvision.jp/news/201102/2011020219.html

どうもAppleがこう言ってるらしいと。

  1. アプリ内で電子書籍販売をしてはいけません。
  2. アプリ外で購入した電子書籍を取り込むアプリもいけません。

1つ目は前からだしまあいいといて、2つ目が「どうなんだ」というわけですね。
確かにそこまでいくとやり過ぎ感はありますが、Apple電子書籍を売ろうとしているわけだし、そもそも「iOSで動かせるアプリはAppleが承認したものだけ」っていうルールが最初からあって(そして認められつつある)以上、なかなか難しいのかと思いますね。そのやり口が気に入らないって意見はあるでしょうけど。
この件についてはTechCrunchの記事が面白かったです。(しかし、このタイトル^^)

"Appleは悪だ, iPadをボイコットせよ!"という記事をiPadで読まされた | TechCrunch Japan

重要なのは、Appleがクローズドだという説だ! クローズドだってさ! その帝国は、いつ崩壊してもおかしくないのだ、と。
(略)
しかし、Sonyの本をKindleで売りたいという話ではない。Kindleはあくまでも、Amazonが自社の製品を運ぶ船だ。SonyのeブックをKindleが売ってくれなくても、誰もAmazonは悪だとは言わない。
(略)
Appleは昨年、わずか8か月で1500万台のiPadを売った。そんな製品が、今年急にだめになると、本当に信じているの? 一般大衆が、こんなこと言うかな?: “SonyのeリーダーアプリケーションがOKなら、iPadを買いたいんだけどねぇ…。こんちきしょー”。

結局のところ、誰にどうやって何を売るんだ?ってことなんでしょう。
売りものになる商品があって、それを買いたいと思う人がいて、その人にどうやって届けるか?(お金を受け取るか?)そのあたり、ちゃんと揃って、すっきりしてないとダメだよなぁ。