デザインの象徴
つい先日、こんなエントリーをしたところでした。
説明のしやすさ - y3nagataです。
さて、この丸いボタン、つまりホームボタンですが、iOSでの位置づけは明確です。
・アプリに入ると(そのアプリ内では)ホームボタンは触らない。
・ホームボタンを押すとアプリが終わる。
このことが、
・よくわからなくなったら、ホームボタンを押す。
・別のことをしたくなったら、ホームボタンを押す。
という「説明のしやすさ」につながるんですね。もちろん道具というものは使いやすさが大事なわけですが、同じようにこの「説明のしやすさ」ってすごい大事だと思います。
ところが、iOS4.3ベータではマルチタッチ・ジェスチャーが追加され、4本とか5本の指のピンチでホームボタンの機能を実現するというではないですか!
なんとなく昔見たSF映画やアニメの世界を思わせる感じです。
iPhoneだと少し難しい、というか僕のように片手で持って親指でタッチしてる人だと、ホームボタンの方が便利でしょうね。だいたい手が液晶に収まりません。ただ、iPadだとどっちみちホームボタンは遠くて押しにくいですし、液晶も大きいので、このマルチタッチゼスチャも良いかもしれません。
でもあのホームボタンは、iPodのホイールと同じでデザインの象徴だと思うので、なくなることはないんじゃないかな?