「忘れられない一日」はもう過ぎてたよ
新Apple TVは中身がiOSだそうです。標準で無線LANでインターネットにつながります。iPhoneやiPadのアプリと連携も簡単にできて、キーボード入力やタッチインタフェースで操作できます。(というか日本語入力するなら、必須ですけど)
ここまでの機能を持っているのに、メールやブラウザは動きません。もちろんTwitterもFacebookも。きっとApple以外のメーカーなら、間違いなく用意するはずの機能がありません。でもYouTubeとFlickrは使えます。
彼らが大きなテレビに映そうとしているのは「大きなテレビで楽しむべきもの」だということでしょうか。
- 手のひらで動くiPhoneやiPod
- リビングのソファーで使うiPad
- 外出先で開くMacBook(Air)
- じっくり座って見つめるiMac(やCinemaDisplay)
- 大きなテレビのApple TV
それぞれ同じように「画面」を持っているけど、使い道は違うのだ、と言われてる気がします。
ずっと海のむこうの話だとあきらめていたiTunesでの映画サービスが始まり、そして黒いApple TVの発売も開始されました。彼らにとっては11/17のビートルズかもしれませんが、僕に(もしかしたら結構な数の人たちに)とっては、11/11の方が「忘れられない一日」になるのでは?と思っています。
Appleが始める前から既に日本でも映像配信サービスがあったし大したことじゃない、という意見もありますが、今までにもそういうたぐいの話があって、結局今の状況になっているわけで、やっぱり彼らが始めたことには意味があるんじゃないでしょうか。しかもその一日前には電通との提携も発表してる。
目のつけどころがシャープ、かなぁ? - y3nagataです。
Appleをやっつけるなら、デバイスよりコンテンツ(サービス)だろうし、今の日本ならそのチャンスが十分あるはず。ナンダカンダいっても、奴らは海の向こうにいて、ガラパゴスのことは苦手だからさ。
まだ間に合うでしょうか。